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(ザ・カンパニー)リンノアルミニウム
アルミニウム素材でケーブルトレイのニッチ市場を攻略
金型設計・製作書最終部品出荷まで全工程ワンストップ処理
アルミニウム押出加工専門企業のリンノアルミニウム(代表イ・セヨン)は、最近、事業多角化のためにケーブルトレイ事業に本格的に参入した。主力分野である自動車事業で培った技術とノウハウを基に、アルミニウムケーブルトレイ市場に進出した。
蔚山に位置する同社は、1988年、工業用炉生産企業としてスタートした。2009年、リンノアルミニウムに社名を変え、年平均150億ウォン以上の売上をあげるアルミニウム素材専門企業に生まれ変わった。
押出方式でアルミニウムを餅のように取り出した後、用途に応じて切断・加工するが、主に自動車用部品として多く使われている。
大部分の国内アルミニウム押出業者が素材の生産に偏っているのとは異なり、リンノアルミニウムは金型設計・製作・押出生産・加工・最終部品の出荷まで全工程をモジュール化してワンストップで処理している。
この方式をケーブルトレイ分野にもそのまま適用し、コスト削減を競争力として関連市場の先取りに乗り出した。
従来のケーブルトレイは亜鉛メッキ鋼板を主に使用してきたが、最近は軽くて腐食に強いアルミニウムが代替素材として脚光を浴び始めた。
リンノアルミニウムのイ・セヨン代表は、「アルミニウムケーブルトレイの最大の強みは耐食性」として、「アルミニウムの表面に酸化皮膜を起こして永久的に使用する方式だが、一般的な飲料水の缶を考えると理解しやすい」と述べた。
また、アルミニウムは既存の亜鉛メッキ鋼板より軽く、建築物工事時の人件費を節減でき、施工期間も短縮できる長所がある。そのため、亜鉛メッキ鋼板に比べて高いが、官給市場で需要が高くなる傾向である。平昌冬季五輪アイスホッケーとフィギュアスケート競技場にもリンノアルミニウムの製品が入った。
先日、リンノアルミニウムは鉄道施設公団から発注された浦項-盈徳区間の建設工事にオーダーメード製品を納品し、品質と技術面でも認められた。
イ代表は「この製品は従来多く使われるケーブルラダー(はしご型)ではなくダクト型トレイで、発注先の厳しい要求事項をそのまま反映して製作した」として、「軽くて腐食に強く、トンネルや駅舎など鉄道用として使われるものと期待される」と述べた。
国内実績を基盤に海外市場の進出も可視化する雰囲気である。現在、アジア圏国家から注文製作が要請され、初輸出に対する期待感が高まっている。
イ代表は「アルミニウムは亜鉛メッキ鋼板より相対的に高いが軽いため強く、規模が大きい建設現場の場合、全体の施工費用はむしろ安い」として、「また、耐食性が強く追加メンテナンス費用もかからず、顧客の立場ではアルミニウムケーブルトレイがより経済的でありうる」と述べた。
http://www.electimes.com/article.php?aid=1476268094138214014
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