ニュース [企業家]不況にひるむな! 「絶好調」強小企業の激しい疾走

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작성일 22-08-02 16:29

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国内外で黒字市場を開いて高止まり…今は「上昇」中、製造からサービスまで、小さいながらも市場をリードする主役たち

グローバル市場で競争が繰り広げられている時代である。国内の景気が厳しい上、国際的な競争まで繰り広げなければならない韓国企業は疲れている。ところが、逆説的に拡大した競争で道を探すこともできる。厳しい経済の現実に屈せず、切歯腐心の実力を積んだ韓国企業が新たな市場を探すために海外に目を向けると、世界が彼らの技術力に惚れたのである。


今、2016年大韓民国では、苦労して不況と戦う小さいながらも強い企業、世界市場に出て堂々と前進する強小企業が激しく疾走している。

 

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産業用切削工具シェア1位企業作り

ソウル衿川区禿山洞に位置する㈱ドンシンツールピアは、産業用工具業界の伝説と言われている。10万種類を越える産業用工具を国内外数千ヶ所の取引先に供給する同社のキム・ドンヨン代表は、工具の「工」の字も知らなかった。キム代表は1960年代後半、工具小売店に勤めていた従兄弟2人と仕事を始め、40年余りで産業用工具流通業界のリーディングカンパニーを築き上げた。
 

真冬のぬくもりも全くない寒い屋根裏部屋で湯を沸かし、すり切れた毛布をかぶって寝ていた青年は、すぐ立ち上がって産業用切削工具シェア1位企業を築いた。

貧しい現実を直視して正面突破してきた企業家の経験談は、深刻な就職難で意気消沈した青年の眠っていた情熱を呼び起こす。「若い時の苦労は買ってでもせよ」というキム代表の助言はよく聞く言葉だが、生き生きとした経験でどっしりと近づき、自信を失った若者を励まして立ち上がらせる。

蔚山蔚州郡にあるリンノアルミニウム㈱のイ・セヨン代表は、通貨危機の時、地獄を体験して奈落に落ち、人生逆転の成功ドラマを書いた経営者である。
 

アルミニウム押出加工専門会社であるリンノアルミニウムは、産業現場の鉄製部品と設備部品を軽いアルミニウムに代替し、不況の中で価値を高めている。工業用炉生産企業だった同社は1995年、バスの建具を納品したことをきっかけにアルミニウム押出専門業者に変身した。その後、自動車のエンジンマウントとサスペンション系統に装着され、騒音、振動と車体の傾きを防ぐ高機能性部品「ラバーブッシュ(rubber bush)」を開発し、完成車業界のグローバル競争力向上の一助となっている。現代・起亜自動車とルノーサムスン、双龍自動車、GM大宇、フォルクスワーゲンなどに部品を供給する同社は、毎年年間売上成長率を15%以上ずつ達成しており、雇用創出も持続的に行われている。
 

外国産に代わる技術力を養ってきた企業

眼鏡のように着用するHMD(Head Mounted Display)で個人携帯用ディスプレイの革新をリードする㈱グリーン光学のチョ・ヒョンイル代表は、日本系光学技術企業に勤めた平凡なサラリーマンだった。彼は「人工衛星カメラなどに使われる光学レンズは、ドイツ、日本など外国産だけあったが価格が途方もなく高かった」と述べた。これに到底納得できなかった彼は、自ら光学レンズを製造する会社を設立することを決心した。その後、光学レンズについて勉強して需要を調査した結果、成功に確信を持つようになった。そして1997年、同僚4人と会社を立ち上げた。チョ代表が営業職、技術者、社長まで1人3役をこなした。時間が経つと国内外の取引先が急速に増え、職員も220人に増えた。グリーン光学の昨年の売上高は約260億ウォン、今年は350億ウォンを予想している。チョ代表は、HMD分野だけで今年30億ウォン以上の売上を達成し、今後2、3年以内に100億ウォンを突破するという覚悟である。
 

中小企業成功DNAはある

深刻な景気低迷の影響で中小企業の採算性が悪化し、工場稼働率が下がっているというニュースが相次いでいる。オーナーたちが経営難に耐えられず極端な選択をすることまで起きている。しかし、成長街道を走る企業もいたるところで現れている。不況の中でも「上昇」する強小企業の幅広い行動が目立っている。彼らはどのような共通点があるのだろうか。主力事業としては共通点がないが、一つ大きな共通点がある。各種悪材料の中でも良好な経営実績を出しているということである。これらの強小企業はいくら不況でも、「技術」と「戦略」があれば成功できるということを示している。これは世界市場を掌握するドイツの強小企業「隠れたチャンピオン」戦略と一脈相通ずる。

財貨と仕事が限られている状況で、企業間の競争は避けられない。しかし、当然の競争でも方法はいくらでも異なり得る。そのため、不況を乗り越える中小企業の成功遺伝子(DNA)に注目しなければならない。危機を機会で克服する様々な中小企業の経営成績は驚くほどである。果てしない不況の中で世間の関心と注目を集める「小さいが強い企業」は、生と死の分かれ道を乗り越えて着実に成長している。
 

皮革合成染料部門で世界市場シェア1位企業である㈱ジンウン産業と国内原子力・火力発電所の安全を担う先端機工㈱、35年間表面処理用整流器を生産し、世界30ヶ国余りに輸出するジサン重電機㈱も危機状況を機会に捉え、国益の創出に寄与する強小企業である。このほか、株式や派生商品の取引時に超高速で相場・注文処理ができる専門家向けトレーディングシステムを発売した㈱データロードをはじめ、水質測定センサー分野で輸入代替を成し遂げたロータスプロシュミングマネジメント、17年間「信頼マーケティング」で勝負してきた中古車売買専門企業「マジックボン」も強い企業体質を確保した事例である。また、産婦のための「カスタマイズ体型管理」で噂が広がった江西白い肌、経営困難に陥っている中小商工人を対象にスマートな反応型ホームページを無料で構築するイジョンホールディングスも度重なる変身と挑戦を通じて不況の中で光を放っている。

不況に臆せず成長し続ける、小さいながらも市場をリードする優良中小企業と企業家たちに会ってみた。

チェ・ユンホ記者 uknow@donga.com